「夢見たものは」(木下牧子)を紹介! 合唱曲解説

曲紹介

こんにちは!今回は混声合唱曲「夢見たものは」を紹介します!

是非最後まで見ていってください!

曲概要

「夢見たものは」(作詞:立原道造/作曲:木下牧子)は

24才の若さでなくなった詩人、立原道造が理想の世界や幸福について書いた詩に、

木下牧子が曲をつけた混声合唱曲です。

この曲は、派手な盛り上がりはありませんが、詩の世界を丁寧に音楽で包み込むような構成になっています。

そのため、歌い手には大きな表現よりも、繊細な音のつながりや言葉のニュアンスを大切にすることが求められます。聴く人の心にそっと寄り添うような、合唱ならではの魅力を感じられる一曲です。

また、比較的ゆったりとしたテンポであるため、歌いやすい曲となっています。

歌詞考察

この詩は、人が遠くに求めがちな「幸福」や「愛」が、実はごく身近な場所にすでに存在していることを描いています。

山の向こうの静かな村や、日曜日の青い空、田舎の娘たちの素朴な踊りや歌は、特別ではないけれど温かく満ち足りた世界の象徴です。

そこに現れる青い翼の小鳥は、その事実をそっと告げる存在であり、低い枝から歌う姿は、幸福が高尚で遠いものではなく、日常の中にひっそりと宿っていることを示しています。

人はつい理想の愛や幸福を外に探しに行きますが、本当に大切なものは、今ここにある風景や人とのつながりの中にあるのだと、この詩は静かに語りかけているのです。

ここがポイント!

この曲のポイントはクレッシェンドとデクレシェンドを印象的に歌うことです。

この曲は4小節で1つのフレーズが描かれている構造になっており、一つのフレーズの中で最初はクレッシェンド、最後はデクレシェンドの記号がついている箇所が多くあります。

ゆったりとしたテンポの曲であることから、単調になってしまいがちなこの曲ですが、

それらの強弱変化を意識的に、大げさに行うことで、聞く人を飽きさせない演奏になります。

終わりに

今回は混声合唱曲「夢見たものは」を紹介しました。

ゆったりとしたテンポと優しい言葉、旋律が木下牧子らしい曲です。

興味のある方はぜひ歌ってみてください!

 

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