こんにちは!今回は混声合唱曲 「夜明けから日暮れまで」 の紹介をしていきます。
演奏会のアンコールとしても選ばれることのある、
エネルギーあふれる混声四部合唱曲です。
この記事では、この曲の概要・歌詞の意味・歌うときのポイントを
合唱経験者の視点から解説していきます!
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曲概要
「夜明けから日暮れまで」(作詩:和合亮一/作曲:信長貴富)は
福島で毎年3月に行われる
「声楽アンサンブルコンテスト全国大会」のテーマ曲として知られる曲です。
作詞者である和合亮一は福島県出身の詩人。
2011年の東日本大震災で被災しながらも、自身のTwitterで震災への思いを発信し続けました。
歌うことの喜びや楽しさが感じられる、大人数での合唱に特に適した曲です。
歌詞考察
この詩は、東日本大震災で失われた多くの命を背景に、
「存在は消えるのではなく、世界を巡る流れの中にある」
という感覚を描いています。
風・雲・鳥・野火などの自然の姿は、亡くなった人々や命の循環の象徴であり、
「戻ってこない人々を想う」ことで喪失の悲しみが示されています。
一方で「わたしは日付変更線の先の明日」「夜明けです」という言葉は
絶望の中にも続いていく未来と再生への希望を表しています。
多くの人が「戻ってこなくなった」としても、それでも世界は進み続ける。
このときの「わたし」は生き残った“個人”というより
亡くなった人たちの先に続く未来であると言えるでしょう。
死と別れを抱えながらも、それでも生きて進めという祈りの詩です。
歌うときのポイント
クレッシェンドは「強く」ではなく「広く」
この曲の盛り上がりは感情爆発ではありません。
イメージは
音量アップ → ❌
景色が広がる → ⭕
スケールを広げる感覚。
響きを前に当てるのではなく、
上・奥へ広がる響きを作ると世界観が崩れません。
終わりは「静止」ではなく「余韻」
最後は小さくなりますが、
音を終わらせるのではなく、
- 響きが遠くへ続く
- 空気の中に溶ける
感覚を持ちましょう。
指揮が止まったあとも、
空気が鳴っている状態が理想です。
終わりに
今回は 混声合唱曲「夜明けから日暮れまで」 を紹介しました。
歌詞の意味を意識しながら、大切に歌ってください。
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