「夜明けから日暮れまで」(信長貴富)を紹介! 合唱曲解説

曲紹介

こんにちは!今回は混声合唱曲 「夜明けから日暮れまで」 の紹介をしていきます。

演奏会のアンコールとしても選ばれることのある、

エネルギーあふれる混声四部合唱曲です。

この記事では、この曲の概要・歌詞の意味・歌うときのポイントを
合唱経験者の視点から解説していきます!

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楽譜 信長貴富/混声合唱曲「夜明けから日暮れまで」(PMCPS058/GZNBTTV/編成:SATB/伴奏:ピアノ(アカペラ)/初級〜中級)


曲概要

「夜明けから日暮れまで」(作詩:和合亮一/作曲:信長貴富)は

福島で毎年3月に行われる

「声楽アンサンブルコンテスト全国大会」のテーマ曲として知られる曲です。

作詞者である和合亮一は福島県出身の詩人。

2011年の東日本大震災で被災しながらも、自身のTwitterで震災への思いを発信し続けました。

歌うことの喜びや楽しさが感じられる、大人数での合唱に特に適した曲です。


歌詞考察

この詩は、東日本大震災で失われた多くの命を背景に、

「存在は消えるのではなく、世界を巡る流れの中にある」

という感覚を描いています。

風・雲・鳥・野火などの自然の姿は、亡くなった人々や命の循環の象徴であり、

「戻ってこない人々を想う」ことで喪失の悲しみが示されています。

一方で「わたしは日付変更線の先の明日」「夜明けです」という言葉は

絶望の中にも続いていく未来と再生への希望を表しています。

多くの人が「戻ってこなくなった」としても、それでも世界は進み続ける。

このときの「わたし」は生き残った“個人”というより

亡くなった人たちの先に続く未来であると言えるでしょう。

死と別れを抱えながらも、それでも生きて進めという祈りの詩です。


歌うときのポイント


クレッシェンドは「強く」ではなく「広く」

この曲の盛り上がりは感情爆発ではありません。

イメージは

 音量アップ → ❌
 景色が広がる → ⭕

スケールを広げる感覚。

響きを前に当てるのではなく、
上・奥へ広がる響きを作ると世界観が崩れません。


終わりは「静止」ではなく「余韻」

最後は小さくなりますが、
音を終わらせるのではなく、

  •  響きが遠くへ続く
  •  空気の中に溶ける

感覚を持ちましょう。

指揮が止まったあとも、
空気が鳴っている状態が理想です。


終わりに

今回は 混声合唱曲「夜明けから日暮れまで」 を紹介しました。

歌詞の意味を意識しながら、大切に歌ってください。

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楽譜 信長貴富/混声合唱曲「夜明けから日暮れまで」(PMCPS058/GZNBTTV/編成:SATB/伴奏:ピアノ(アカペラ)/初級〜中級)

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