今回は混声合唱曲「大切なもの」の歌詞の意味を考察していきます!
是非最後まで見ていってください!
「大切なもの」の曲概要はこちら→「大切なもの」(山崎朋子)を紹介! 合唱曲解説 | 合唱曲紹介屋tam
はじめに
「大切なもの」は卒業式で歌われることがとても多い曲です。
卒業式は、
これまでの日々が終わる日であると同時に、
新しい時間が始まる日でもあります。
この詩が描いているのは、
「別れてしまう相手」そのものではなく、
一緒に過ごした時間が、その後の人生でどんな意味を持つのか
という点です。
だからこそ、
卒業式という場面と強く結びつきます。
「大切なもの」の1番
あの日も 今日のような風が吹いていた
あれから いくつもの季節こえて 時を過ごし
それでも あの想いを ずっと忘れることはない
大切なものに 気づかないぼくがいた
今 胸の中にある あたたかい この気持ち
「大切なもの」の2番
あの日 歌っていた歌を思い出す
がんばれ 負けないで そんな声が聞こえてくる
ほんとに 強い気持ち やさしさを教えてくれた
いつか会えたなら ありがとうって言いたい
遠く離れてる君に がんばる ぼくがいると
大切なものに 気づかないぼくがいた
ひとりきりじゃないこと 君が教えてくれた
大切なものを・・・・・・
二番では、時間がさらに進み、「君」と物理的に離れたあとの姿が描かれます。
くじけそうになったとき、語り手はかつて一緒に歌っていた歌を思い出します。
それは、ただの思い出ではなく、前に進むための支えとして心の中に残っているものです。
ここで聞こえてくる「がんばれ」「負けないで」という声は、
実際に今そばにいる誰かの声ではありません。
かつて共に過ごした「君」から受け取った言葉や想いが、
時間をこえて心の中で語りかけてきているのです。
卒業して、進む道が分かれ、
同じ教室に集まることはもうできなくなった。
それでも、誰かと過ごした時間は消えることなく、
自分の中で生き続けている。
だからこの詩は、
別れの寂しさだけを描いているのではありません。
離れていても支え合えること、
誰かと過ごした日々が、これからの自分を強くしてくれることを伝えています。
卒業式という場でこの二番を歌うとき、
それは「過去を振り返る歌」ではなく、
これから先を生きていく自分へのメッセージとして響きます。
「大切なもの」は、
もう手の届かない場所にあるのではなく、
胸の中に確かに残っている――
二番は、そのことを静かに教えてくれる部分だと言えるでしょう。
おわりに
今回は混声合唱曲「大切なもの」の歌詞の意味を解説してみました。
卒業式などで歌う際には、歌詞の意味を意識しながら歌うと、
より一層感動するような演奏になります!是非やってみてください!


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