こんにちは!今回は混声合唱曲「信じる」 の紹介をしていきます。
学内合唱コンクールや、高校合唱部などで歌われることの多い曲です。
この記事では、この曲の概要・歌詞の意味・歌うときのポイントを
合唱経験者の視点から解説していきます!
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曲概要
「信じる」(作詞:谷川俊太郎/作曲:松下耕)は、
言葉と音楽が強く結びついた、日本の合唱曲の中でも特に評価の高い作品の一つです。
音域やリズムは極端に難しいわけではありませんが、強弱の変化が大きいため、体力のいる曲になっています。
また、演奏時間も比較的長いため、1曲の間で集中を切らさずに歌い続ける必要があります。
歌詞考察
この曲の「信じる」は、
単純な“ポジティブな言葉”ではありません。
人を信じること。
言葉を信じること。
見えないものを信じること。
それは時に不安で、怖くて、裏切られるかもしれない行為でもあります。
それでもなお、
それでも、信じる。
という静かな決意が、この詩の核にあります。
だからこの曲は明るく励ます曲というより、
「弱さを知った上での強さ」を描いている曲です。
歌っているうちに、
“誰かに向けた言葉”が、いつの間にか“自分自身への問い”になっていく。
それがこの曲の深さです。
歌うときのポイント
小さい音ほど、集中を最大に
この曲は弱いダイナミクスの場面が多く、
音が薄くなると一瞬で緊張感が消えてしまいます。
大切なのは
-
息の流れを止めない
-
音の芯を保つ
こと。
“静かだけど、密度のある音”を目指します。
「信じる」という言葉を大切に
この曲のタイトルにもなっている「信じる」という言葉。
曲の中でも何度も出てきます。
この「信じる」という言葉をどれだけ大切に、印象深く歌えるかが重要です。
以下では具体的な方法を教えます。
①「信じる」のs子音は発声に時間がかかるため、早めにsの子音を入れる。
②楽譜上で小文字で表記された「ん」は音符の最後に発音する。
このように歌うことで、言葉が揃って聞こえ、聞く人の印象に残る演奏になります。
終わりに
「信じる」は、
歌えば歌うほど難しくなる曲です。
でも同時に、
向き合えば向き合うほど、自分たちの合唱が深くなっていく曲でもあります。
うまく歌おうとするよりも、
言葉と音に正直でいること。
それができたとき、この曲は
ただの合唱曲ではなく、心に残り続ける作品になります。
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