今回は混声合唱曲「ボクはウタ」の歌詞の意味を考察していきます!
是非最後まで見ていってください!
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はじめに
「ボクはウタ」は、江村美紀によって作詞された曲です。
2021年、東京混声合唱団の「コン・コン・コンサート2021」にて初演された曲で、
歌詞は公募の中から決まりました。
この曲は“歌そのもの”を主人公にした合唱曲 です。
歌はただの音ではなく、
人の人生に寄り添い、
心と心をつなぎ、
時には支えになる存在として描かれています。
この曲のテーマは
「歌の力」
「人と人をつなぐ声」
そして
「生きることと歌うことの重なり」 です。
「ボクはウタ」の前半の歌詞と考察
君が生まれたその夜
母の涙と揺れてた
ここでの「僕」はまだ正体を明かしていません。
しかしこの時点で分かるのは、
歌は人生の“始まり”から寄り添っている存在だということ。
喜びの涙のそばにも、歌はあるのです。
君が旅立つその朝
友の言葉抱きしめた
人生の節目。別れの瞬間。
ここでも歌は人の心に寄り添っています。
歌は「思い出」と結びつき、
人生の大切な場面を記憶に刻む存在 として描かれます。
僕は歌 一つの歌 まっすぐ飛んで 誰かに届く
ここでついに正体が明かされます。
「僕」=歌。
歌は目に見えないけれど、
確実に誰かへ届くもの。
これは合唱そのものの本質です。
誰かのことを思うとき 震えながら色づいた
歌は感情によって変化します。
想いが込められることで、ただの音が「意味」を持つ。
ここで描かれているのは
歌が“心の表現”そのものである ということです。
「ボクはウタ」の後半の歌詞と考察
希望と満ち 祈りと届き 君と世界をつなぐ
歌は個人のものではなく、
人と世界を結ぶ“架け橋”になります。
特に合唱では、
一人の声が重なり、
思いが広がっていく。
世界が僕を閉じ込めて
必要ないと切り捨てる
ここがこの曲の大きな転換点です。
この詩は2021年に作られたものです。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、
歌が軽視される現実。
音楽が不要だと言われる世界。
しかし—
それでも僕は叫んでる
君の中で叫んでる
歌は外から消されても、
人の心の中までは消せない。
これはつまり、
歌=人の心の一部
だということ。
僕は歌 君自身の歌
ここがこの曲の核心。
歌は外にあるものではなく、
一人一人の中にある存在。
だから歌うことは、自分を表現することなのです。
さあブレスから
この一言が本当に素晴らしい。
歌は「呼吸」から始まる。
呼吸は「生きている証」。
つまりこの曲は、
歌うこと=生きること
だと伝えているのです。
おわりに
「僕は歌」は、
歌の力をストレートに描いた曲ですが、
それは単なる音楽礼賛ではありません。
歌とは
誰かを思う心であり、
生きている証であり、
人と人を結ぶ力そのもの。
歌うときは、
上手に歌おうとするよりも
「誰かに届けたい気持ち」
を大切にすると、この曲の本質が伝わります。
合唱をしてきた人ほど、
胸に響く一曲です。
ぜひ、歌詞を噛みしめながら歌ってみてください。
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