こんにちは!今回は混声合唱曲
「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ」 の紹介をしていきます。
卒業式や学内コンクールなどで歌われることの多いこの曲ですが、
実際に歌ってみると「思った以上に表現が難しい…」と感じた人も多いのではないでしょうか。
この記事では、この曲の概要・歌詞の意味・歌うときのポイントを
合唱経験者の視点から解説していきます!
曲概要
「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ」
(作詞:筒井雅子/作曲:筒井雅子)は、
“別れ”と“新しい旅立ち”をテーマにした、混声合唱の定番曲です。
ゆったりとしたテンポの中に、やさしさ・不安・希望が丁寧に織り込まれており、
卒業の場面だけでなく、節目の演奏会などでも多く取り上げられています。
音域は比較的狭めであるため、挑戦しやすい曲になっています。
歌詞考察
この曲は、“旅立つあなた”に向けて語りかける形で進んでいきます。
そこにあるのは、
-
引き止める言葉ではなく
-
心配しすぎる言葉でもなく
「信じて見送る」まなざし です。
別れはさみしいものですが、この曲の中では
それが「終わり」ではなく「未来へ進むための一歩」として描かれています。
「あなたはあなたのままでいい」
「あなたの歩く道を応援している」
そんな気持ちが、静かに、しかし深く流れ続けています。
だからこの曲は、
聴く人にとっては“思い出の人”を重ねる曲に、
歌う人にとっては“誰かを想う曲”になっていくのです。
歌うときのポイント
この曲で一番大切なのは
「音量」ではなく「温度」 です。
① 弱い音こそ、いちばん豊かに
この曲は大きな音よりも、mp〜pの世界が中心になります。
小さく歌おうとして息が止まると、音がやせてしまいます。
大切なのは
-
息の量は保ったまま
-
音の芯を細く整える
こと。
“静かだけど、あたたかい音” を目指します。
② 言葉を「読む」のではなく「届ける」
この曲は語りかけるような歌詞が多いため、
音程やリズムよりも先に 「誰に言っている言葉か」 を共有することが重要です。
合唱でありがちなのが、
全員が「自分の前」に向かって歌ってしまうこと。
この曲では
遠くにいる“あなた”に声を送るイメージ
を持つと、自然に音楽の方向がそろっていきます。
③ クレッシェンドは「感情の流れ」
盛り上がりの部分はありますが、
突然強くなるのではなく、感情が少しずつあふれていくイメージが必要です。
テクニックで音量を上げるのではなく、
「言葉が心からあふれて音が大きくなった」
という流れを作れると、この曲の感動は一段と深くなります。
終わりに
今回は混声合唱曲「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ」を紹介しました。
興味のある方はぜひ歌ってみてください!


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