なぜこのブログを始めたか
このブログは、合唱曲の紹介や練習方法について語っているサイトです。
そしてこのサイトは、読んでくれる誰かのためであると同時に、私自身のための場所でもあります。
私が合唱を始めたばかりの頃、どんな曲があるのかを知る方法が分かりませんでした。
周りの人たちは多くの曲を知っていましたが、それは特別な才能があったからではなく、演奏会に足を運んだり、YouTubeで少しずつ曲に触れたりする中で、時間をかけて知っていっただけでした。
しかし、初心者の立場からすると、
「どんな曲があるのかをまとめて知れる場所」
「次に歌う候補を探せる場所」
は、なかなか見つかりませんでした。
だからこのブログでは、合唱曲を網羅的に紹介できるサイトでありたいと考えています。
少なくとも、私が合唱を始めた当時に「こんなサイトがあったらよかった」と思える場所を目指しています。
現時点で、インターネット上にその役割を十分に果たしているサイトは多くないと感じています。
練習方法についても同じです。
合唱の練習について語っているサイトはゼロではありませんが、決して多くはありません。
しかも、経験者向けの内容が中心で、悩んでいる途中の人に寄り添った情報は少ないように思います。
このブログでは、曲の紹介と同じように、練習でつまずいたときに考えられる視点や工夫についても言葉にしていきます。
かつての自分が迷っていた場所に、少しだけ道しるべを置く。
それが、このブログを続けている理由です。
このブログで大切にしていること
このブログを通して、私が大切にしたいと考えていることがいくつかあります。
「知っている人の目線」ではなく「探している人の目線」
合唱の世界では、「知っている人にとっては当たり前」のことが多くあります。
けれど、始めたばかりの頃の私は、その「当たり前」がまったく分かりませんでした。
だからこのブログでは、
・初めて曲名を聞く人
・練習方法が分からずに立ち止まっている人
の目線をできるだけ忘れないようにしています。
経験者向けの正解を語るよりも、
迷っている途中の人が、一歩進むための言葉を置くことを大切にしています。
曲に「順位」や「正解」をつけないこと
合唱曲に、良い・悪いの明確な線引きはないと私は思っています。
ある人にとって大切な曲が、別の人にとってはそうでもないこともあります。
このブログでは、曲を評価するというより、
「どんな魅力があるのか」
「どう向き合うと歌いやすくなるか」
を言葉にしていきます。
読んだ人が、
「この曲、ちょっと歌ってみたいかも」
と思えるきっかけになれば、それで十分だと考えています。
完璧な答えより、考える材料を残すこと
合唱の練習には、万能な方法はありません。
声も、環境も、編成も違えば、同じやり方が通用しないことも多いです。
だからこのブログでは、
「こうすれば必ず上手くなる」
とは書きません。
代わりに、
「こういう考え方もある」
「こういう視点で見てみるのも一つ」
という材料を残すことを意識しています。
また曲の解釈についても同様です。
曲の解釈は個々人のそれまでの経験や培ってきた価値観に依存するものです。
このサイトでも様々な曲の歌詞を考察する記事を書きますが、
それはあくまでも「私の解釈」です。
それが絶対的に正しいわけではありません。
1つの意見として参考にしながら、自分なりに歌詞の意味を考えてみてください。
かつての自分に向けて書くこと
記事を書くとき、私はよく
「合唱を始めたばかりの自分なら、これを読みたいだろうか」
と考えます。
このブログは、過去の自分への手紙のような側面もあります。
だからこそ、背伸びをせず、分からなかったことや戸惑ったことも含めて書いていきたいと思っています。
この場所が、
合唱を始めたばかりの人にとっては入口に、
続けている人にとっては立ち止まって考える場所に、
なれたらうれしいです。
それが、このブログで私が大切にしていることです。