こんにちは!今回は混声合唱曲「サッカーによせて」を紹介します!
「サッカーによせて」 は、詩・谷川俊太郎、作曲・木下牧子による合唱曲です。
タイトルに「サッカー」とありますが、描かれているのは競技そのものではなく、人が集い、ぶつかり合い、ひとつの方向へ向かう姿です。
言葉のリズムと音楽の推進力が強く、合唱ならではのエネルギーを存分に味わえる作品として、多くの学校・合唱団で取り上げられています。
🎼 曲の基本情報
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タイトル:サッカーによせて
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作詞:谷川俊太郎
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作曲:木下牧子
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編成:混声合唱(有伴奏)
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演奏時間:約2分半
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難易度:初級(リズム処理・言葉の整理がポイント)
強いビート感と反復される言葉が特徴で、合唱コンクールの自由曲としても映える一曲です。
📖 歌詞の意味とテーマ
この曲の詩は、サッカーという競技を通して、人間の本質的な衝動や集団のエネルギーを描いています。
ボールを追い、走り、ぶつかり合う姿は、単なるスポーツ描写ではなく、
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何かを目指して必死になる姿
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他者と関わりながら前へ進む人間
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理屈よりも先に体が動く瞬間
といった、人間の根源的な姿を象徴しているように読めます。
言葉は短く、リズミカルで、時に突き放すようにも感じられますが、そこにこそこの詩の魅力があります。
考えすぎず、身体感覚で受け取る詩だと言えるでしょう。
🎤 合唱で歌うときのポイント
✅ 1. 言葉のリズムを最優先する
この曲で最も大切なのは、音程よりも言葉の勢いとリズムです。
歌詞が前に転がっていくような感覚を持ち、子音をはっきり、テンポを止めずに進めましょう。
特にフレーズの頭は、
「そろえる」よりも 「一斉に飛び出す」意識 が重要です。
✅ 2. 声をそろえすぎない勇気
「きれいに歌おう」としすぎると、この曲の魅力は半減します。
多少荒さがあっても構わないので、全体のエネルギーが前に進んでいるかを重視しましょう。
合唱団全体がひとつの塊として動いているように聞こえることが理想です。
✅ 3. 強弱は“感情の流れ”として捉える
この曲のダイナミクスは、単なる音量操作ではありません。
盛り上がるところは「興奮」、静まるところは「集中」や「内省」といった、感情の変化として表現すると説得力が増します。
🎯 まとめ
「サッカーによせて」は、
合唱という集団表現そのものを描いたような作品です。
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リズムと言葉が生む推進力
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一人ではなく、みんなで進む感覚
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整いすぎない人間らしさ
これらを恐れずに出すことで、この曲は一気に生き生きと響き始めます。
「うまく歌う」よりも、
「本気でぶつかる」ことを大切にして歌ってみてください。
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