混声版「我が抒情詩」(千原英喜)を紹介! 合唱曲解説

曲紹介

こんにちは!今回は混声合唱曲「我が叙情詩」を紹介します!

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曲概要

「我が抒情詩」(作詞:草野心平/作曲:千原英喜)は

『混声合唱のための「コスミック・エレジー」』に収録されている、寂しさや世界への絶望を歌った混声合唱曲です。

8分の6拍子の比較的ゆったりとしたテンポの曲ですが、旋律が複雑であり、Div.も多くあるため、非常に難易度の高い曲になっています。

大学生や社会人の団体に歌われることが多い曲です。

歌詞考察

この詩は、暗い道を歩き続ける人の「生きてしまうことのつらさ」を描いています。

「くらあい空」「くらあい道」は、外の風景であると同時に、出口の見えない心の状態を表しています。

主人公は「おれのこころはどこにいる」と、自分の感情さえつかめなくなっているほど追い詰められています。

それでも「めしをくひ」「わらっていた」とあるのは、希望ではなく、絶望の中でも身体の欲求が止まらない現実を示しています。

どんなにつらくてもお腹はすき、反射的に笑ってしまう。そのこと自体が、かえって生の残酷さを浮き彫りにします。

暗い場所が日本の果てでも都の真ん中でも同じだという表現は、この苦しさが特別な誰かではなく、誰の人生にも入り込む普遍的なものだということを示しています。この詩は、希望ではなく「逃げられない生」を静かに描いた作品なのです。

そんな暗い詩であるからこそ、比較的年齢層の高い人が歌うことでより実感の伴った唄となるでしょう。

歌詞考察はこちら→混声版「我が抒情詩」(千原英喜)の歌詞の意味を考察 | 合唱曲紹介屋tam

歌う際の注意点

歌う際にはダイナミクスを意識しましょう。

この曲は下限はpp、上限はfまで幅広い記号が出てきます。そこに明確な差をつけることで、印象に残りやすい演奏になります。

また、この曲は全体を通して「絶望感」があります。

pもfも根底にあるのは絶望感です。ただ音を小さくしたり大きくしたりするのではなく、世界に対する絶望を伴ったように歌うと曲の雰囲気が伝わりやすくなります。

終わりに

今回は混声合唱曲「我が抒情詩」を紹介しました。

比較的難易度の高い曲ですが、是非挑戦してみてください!

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